「2人とも明日また学校でしょ?」



悠亮の隣りであたしも止めようとした。



そんなあたしを祐哉はジッと見て、コッチに近寄ってきた。

「陽菜ちゃーん…」


そう言いながら近付いてくるのは、酔ったオッサン並み。


ドロドロに酔った祐哉はお酒のイキオイでか、あたしに抱き付いてきた。



「きゃあ…!?」



「おいっ、離れろよ。」



抱き付いてくる祐哉を必死で引き離そうとする。



そうすると祐哉は抱き付いたまま、酔いがまわって眠ってしまった。




ゆっくりと背中に回された腕を外し、ソファに寝かせた。