ドアをあけた瞬間。


【パァーンッ】


あたしたちに向けられた無数のクラッカー。


『交際★おめでとぉ!!』


個室にいたのはやっぱりさっき別れたばかりのあの4人。


あたしたちはビックリしてドアの所で立ったまま。


「ゆっ悠亮っコレなに!?」


嬉しさよりも驚きが先にたったあたし。



「さ…さぁ…。」



それは悠亮も一緒みたいだった。



「もーっ、つっ立ってないで陽菜も悠ちゃんもパーティするから早く座ってっ!!」


加奈にソファーを叩いて座るように催促され、



慌ててソファーに座った。



「じゃあ早速っ♪」