悠亮となら何をしても楽しいと思った。
一緒にいられるだけでよかった…。
「そだなぁ~。なにしたい?」
「ん~…楽しいことかなぁ♪」
「了解しました~。楽しみだなークリスマス。」
「そーだねっ!!彼氏と過ごす初めてのクリスマスだよー♪」
「マジ?嬉しいねぇ~」
悠亮の嬉しそうな顔をみてあたしの表情も自然と緩んだ。
照れ隠しに空を見上げる悠亮と一緒にあたしも空を見上げた。
「…ねぇ?」
「ん~?」
「…今日の事…聞かないの?」
あたしと圭斗の事。
きっと悠亮だって気にしてるはず。
だけど
それが分かってても言えなくて。
ずっと胸につかえてた。