その会話を最後に沈黙が始まった。

でも昨日とは違い、少し気まずいというか…。
沈黙を逃れるための話題探しで大変だった。


「……。」



「……。」


あたしも悠亮も黙ったまま…時間だけが過ぎていく。



「あのさ…土日の事なんだけど…。」



「土日…?…あぁクリスマスね。」




なんとも耐え難い沈黙を破ったのは、悠亮のクリスマスの提案。



「25日俺、練習試合なんだよね。」



「あ…そうなんだ。じゃあ…24日かな。」



「空いてる…?」


「うんっ!大丈夫。何するの~?」