放課後…。


「陽菜、由樹帰ろぉ♪」


「そだね~。って…そーいえばさ、


いろいろあったけど、皆さんもう少してChristmasですよっ!!」


満面の笑みで楽しそうに話す由樹の言葉を聞いて
あたしと加奈は顔を見合わせた。



「「あーっ!!忘れてたぁ!!!」」


「やっぱり~」


由樹はあたしたちをみて、『そんな気がしてたよ』って笑ってた。



「どうしよ…プレゼントとか買ってないし…智何が欲しいんだろ…。」



「あたしも…悠亮の欲しいものとかわかんない…。」