「みんなで一緒に帰るか。」
『賛成~♪』
さっきから優しい笑顔で話しかけてくれる彼は、
楢橋悠亮【ナラハシユウスケ】。
身長は高く、悠亮も圭斗と一緒でサッカー部。
間近で見たことのない顔は整ってて、ルックスは申し分ない。
同じクラスにこんなにカッコよくて、優しい人がいたなんて…。
「そうだ。陽菜ちゃん今から空いてる?」
一緒に学校を出てしばらくあるいていた時の事。
「えっ?…開いてます…けど。」
悠亮以外の4人を前にして
あたしは悠亮の隣りを歩いてた。
「あー敬語やめようよっ。」
「あっ…うん。」
「みんなでマックいかね?」
「ゆーちゃん、ナイスアイディアっ♪」
「早速、いくぞーっ♪」