“ねぇ?…悠亮。
あの時あたしもコドモ過ぎて
気付かなかったから、
今言うね。
あなたは、
【大切な人を守ってみせる】って
お父さんと約束したって
言ってたね?
それもあってか
悠亮は…誰よりも
あたしを思ってくれたね。
大切にしてくれた…。
でもね…?
【大切な人】を
守る事だけが…
支える事だけが…
そばにいる事だけが…
【愛】なんかじゃないんだよ……?
相手に弱さをみせるのも
【愛】のうちだと思うんだ。
だからね、
泣いていいんだよ。
笑わなくていいんだよ。
もう…
無理して笑わないで……。”