「まだ30分前だよ~?」




「陽菜こそ~」



「楽しみすぎて早く来ちゃった~。」



素直にそういうと
悠亮の手のひらで視界が
遮られた。



「あんま、可愛い事ゆーな。」




でも、見えちゃった。



指の隙間から…照れた悠亮のカオ。