眠ろうとする私にお構いなく女子が叫んだ。(っていうか吠えた??)



ビックリした私は、顔をガバッと上げたら、



そこには20代前半と思われる男の先生がいた。



しかし、一向に女子の叫びはおさまらない。




「おーい、静かにしろー!!!今から先生の紹介をしてもらう。」



すると、女子たちは一瞬にして静かになった。




「この度、こちらのクラスの副担任になった結城 涼です。よろしくお願いします。」




先生の自己紹介が終わるとまたキャァァー!!!と叫んだ。



「ハイッ!!ハイッ!!先生の歳っていくつですか??」



そう一人の女子が質問した。



「22です。」



また、女子たちが叫んだ。