そして・雪乃は綾芽に話しかけた


「九条さん」
「何?」


突然 雪乃に話かけられたので驚いた


「昨日ね。街でばったり望君とその妹さんに会ったの」
「そっそうなんですか」


綾芽はなぜ私にそんな話をするのよと思った


「それでその妹さんがあなたにそっくりだったのよ。かなり驚いたわ」


(もしかして本当は気づいているんじゃ)


恭司は二人の会話を後ろから聞いていた。


(もしかして その妹って綾芽のことかな・・)