「また明日学校で」


桐生は部屋から出た。一人たたずむ望は綾芽の元に駆け寄った。なんにもなかったのように幸せそうな寝顔だった。望は思わず寝顔に


「君の寝顔を見てると、ホント安心するんだよな」



綾芽を見つめている 。 綾芽は気がついた