私はしばらくその新聞を握り締め固まった。




この事、もう綾ちゃんには警察から連絡は来ているのか。。




何故か私が怖くなった。。



それに。。盗んだお金のことは。。



バレないまま大丈夫だったのかぁ。




その時、私のケータイが鳴った。




相手は綾ちゃんだった。




私はドキドキしながら電話にでた。




「。。。はい」




「実花??今大丈夫??」




「。。。うん」




「摘発、されたよ!」




やっぱり。。




「今。新聞見た所。。。」




「そっかぁ!昨日、綾の所に警察から電話きたんだ。。」



「そうなんだ。。」



「マジ、これで良かったって思う」




「。。。うん」



「もう、あの町には行けないけどさぁ。。」



「そうだね。。」



「うん。。」