「先生、先生。一緒に体育館へ行きましょうよ?」

「いいでしょ?ねぇねぇ」

かなりはしゃいでいる。叶多は〃〃本当にここお嬢様学校か!〃〃と思った。叶多はまったく見向きされなかった


「ダメだ!先に行っていなさい。」


倉木は生徒達を軽くあしらった。生徒達はあきらめて先に行った


「はあー、毎回、毎回。」



「大丈夫ですか?」


倉木は大きなためいきを叶多とばっちし目が


「いい加減。もう慣れましたよ?生徒に好かれるのはイヤではないけれど、どうせなら本気で好きって言われてみたいですね、いつかは」


かなり機嫌悪そうな倉木