「ああ、そう。ありがとう!じゃなくて、なぜにラーメン屋?女子高生だったら、コンビニとか本屋とか。」



優は叶多を見て


「コンビニや本屋なんて、ありきたりじゃん。だから、ラーメン屋選んだ」


ありきたり確かにそうかも

「ありきたりって、けど、なんでラーメン屋?」

「なんとなく」


そう言いながら優は手を差し出した。



叶多はすぐにさっしお金を渡した。


「なんとなくって?」

「先生、そろそろ私、お店に戻らなきゃ。先生にかまってる暇ないの」


少々からかっている。


「ああ、そう?」


優は部屋から出ようとしていた。


「ああ、入れ物は玄関の前においといて?とりに行くから」



そう言いながら出て行った。


「ああ、ありがとう」


はあーびっくりした叶多だった。そして次の日にて学校だった。叶多は少々寝坊してしまった。校門の近くにはたくさんの生徒が登校している。叶多は桜の木のそばをとおった。