そして次の日にて叶多は昨日のことでかなり疲れていた。確かに昨日[一日]はすごく長かった。いろんなことがたくさんあった。教師一日目の登校で桜の木のそばで優と出会い家庭訪問として放課後 優の家に訪ねて行ったとき突然キスされて


[大好き]


って言われて優から電話があって優はなぜかキャバクラ女でまたまた好きって言われて



昨日の記憶がまるでビデオの映像のように頭の中に巡ってきた。優も他の子と同じ生徒なのに妙に意識してしまう。

「はあー」


叶多は大きな溜め息をついた。時計を見ると午後1時を指していた。結局今日のお昼は出前をとることにした。



ラーメン。別に好きでも嫌いでもなんでもないけどなんとなくそう思った。ちょうど近所においしいラーメン屋もあることだし叶多は醤油ラーメンと餃子を頼むことにした。それから30分後誰かがチャイムを鳴らした。