「やっぱり。どの先生も信用しちゃダメなんだ」


顔をあげた。イジをはっているようだが今にでも泣きそうな表情で叶多を見つめていた


「え?」

「あの時だって、先生。私の話、真面目に聞いてくれようとしなかった」


叶多は優が何を言っているのか理解できなかった



「もしかして、君が不登校になったわけって」


よくは理解していなかったが優は叶多を睨んだ


「もう帰って!」


背中を強く押された


「な!」


いきなりなので驚いた


「親、今日いないんだから。帰ってよ」


叫んだ。かなり凶変だった

「わかった」


とそう言いながら帰ろうとすると