「エルダ。
もし聞こえていたら…
悪かったな。
俺はアグザスを知っている。
…いや、アグザスという名は知らなかったんだがな。
恐らく俺に正体を気付かれないために改名でもしたんだろう。
だが、ようやく分かったぜ。
アグザスと深界。
エルダと忌まわしき封印。
そして俺の関係がな」
言い終わったウノサスは、
「とりあえずダグマス。
お前は邪魔だ。
……超神化…っ!!」
ゥヲォオオオオオ!!
風の咆哮か。
地の慟哭か。
ウノサスに向かって、大自然の法則が押し寄せた!
天地を揺るがす爆発的な覇気がウノサスから放たれ、それは千匹の龍の如く暴れ狂う!
(これが…超神化!?)
俺が簡単に具現化させてみせた神雷萬衝は、本来ならこれだけのパワーを制御できなければ使いこなせないのか…!
やがて全てのエネルギーを飲み込み、姿を変化させたウノサスの姿は、
(あれはまさに…
神をも恐怖させる姿!!)
「爆魔神天…
ヴィロ・ウノサス、見参!!」