私が自問自答している間に、茅流さんは支払いを済まして私の荷物を持って
既にレストランの入口を開けて
待っていてくれていた。
お店を出て自分の分を払うと言ったけど、茅流さんは
"青野さんに、そんなことさせられないよ。"
って言って受けとってくれなかった。
これじゃあ…
まるで
デート
みたいじゃない。
私なんか
顔赤いし…
花束持ってるし
でも、もぅ魔法の夜は終り。
レストランを出てここで、お別れしたら
私は元の私に戻るの。
分かっていたのに
なんだか名残惜しいのは
何でかしら?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…