「青野さん今日いつもと雰囲気違うね。」


「へっ?」



突然茅流さんに言われてドキッっとする。



「いや、良いって意味で。」


茅流さんはそう言って笑ってる。

良い…のかな?


私的にはいつもどうりの格好だけど…。


今日はちゃんとお化粧してるから?


してるって言っても、してる人程出来てないけど。



「格好じゃなくて、感じが今日はなんてゆうか…
柔らかいってゆうか可愛いってゆうか…。」



「!!?」



私は心を読まれたかの様な茅流さんの言葉と、その言われた内容にまたまた赤くなる。


だって可愛いって…


しかも普通に、サラッと…。


…って茅流さんはやっぱり言い慣れてるのかな。


いつもの私だったら、それしか思わないのに


今日は、実はちょっと嬉しいの。


それは茅流さんだから?



顔を上げてチラッっと茅流さんを見たら、茅流さんも私を見て微笑んでいた。


バッチリ目が合う。




つぃ…


すぐ目をそらした。


優しいまなざしがくすぐったくて、恥ずかしくて…


目が合った状態に耐えられなかった。