『…チル…
ミチ…ル…?
ねぇ…真瑠(ミチル)ちゃん!』



ぼやっとする頭の中に、なんだか優しくて、懐かしい柔らかい声が響く。



「だぁれ…?」



目を開けると、どこか分からないけど

キラキラした光に包まれている場所で、優しい笑顔の女の人が私を見守ってる。