真瑠の居なくなった部屋


ソファになだれこんだ。


俺は、後悔におわれていた。


思わず抱き締めた事…



あんなに突然抱き締めるつもりは無かったんだ…



でも…
抱き締めたら、離したく無かった…。



ずっとそうして居たくて



俺の側に居て欲しいって



そう思ったら



言わずには居られなかった



腕に残る真瑠の感触



柔らかくて



いい匂いがして



心地よかった…



こんな事して



嫌われたら



元もこもないけど…。



俺はどうしたらいいんだろう


真瑠の心はどうしたら



動いてくれるんだろう



どう気持ちを伝えたら



真瑠に伝わるんだ……?