「って、オイオイっ!
大丈夫かよ?
そんなに一気に…。」



残りのビールを勢いで飲み干すと、今度は原田さんの隣りに座った湯浅さんが
私の事をびっくりして見ていた。


湯浅さんも原田さんと同期で、ゴルフで焼けた顔に白い歯と大きな目が印象的なガッチリ系。


そのおっきな目が落ちそうなくらい、瞬きもしないで私を見てた。



「本当…大丈夫?
もぅ、ちょっとトロンとしてるけど…?」



湯浅さんの驚きっぷりに、原田さんは真顔になって私をのぞき込んで言った。



「ふぇ?だぃじょぉぶです。(えぇ、大丈夫です。)」



と私は自身たっぷりに、しっかり答えた。


そんな私に飽きれ顔の茅流さんを含めた周りの3人…。


に微妙に私は納得がいかなかった。