「マヂありえねーゎ。…プッ」
「酒井先輩のッ…彼女が…」
「「「「「歌奈!」」」」」
六人が声をそろえてあたしの名前を読んだ後
手を叩いて爆笑する始末。
おぃ、失礼だろ!
って、そうではなく!
「…んた達!!どぅしてくれんのぉおお!?ねぇ!ちょっと!!」
だって、あたし、酒井先輩と付き合うことになったんだよ!?
あの、酒井先輩と!!あのあたしの好みバッキューン間逆な!!
「ハッ…(笑)まぁキス奪われちった事は謝るが…ってか初キスじゃないっしょ、別にいいじゃん」
いやいやいや…よくなくね??
「絶対、遊びだから!命かけるわ(笑)すぐ別れるって。」
「うぅッ…そうかな…;」
友よ…。
「そうに決まってるわ!!だからちょっとの間エンジョイしなよ、彼女」
キーッッ!!!
「やだょ!!絶対ヤダ!!だって…酒井先輩怖いし~何されるか分かんないし~…襲われたら!?どう対応すればッ(泣)」
そうだそうだそうだよッ!!!!
あの鬼畜~な酒井先輩の彼女(仮)になったということは…
そういうこともあると!
いうことですよね!?