そして葬式にて
私は最初~最後までずっと泣きっぱなしだった
涙が止まらなかった
憧れていた先輩も来てくれていた
そして先輩はずっと私に視線をむけていた
ある日にて
私は大学に退学届けを出しに行った
兄が亡くなった以上、大学に行ってもしょうがないと思ったからだ

すると目の前に
憧れの先輩、佐伯信だった

「佐伯先輩」


信は私に駆け寄った
すると、突然、私の両肩に触れた


「先輩?」

「俺と付き合ってほしいんだ」






と思った瞬間
信は突然、私にキスをした
そして強く抱きしめられた
そして信は私から離れた


「今は答えなんて出さなくていいから。」