えっ…誰が




「え…お兄ちゃんが…?」





どうやら
雨でスリップして転倒した車と
激突して
そしてついさっき息を引き取った





「須藤和也の事ですか?」





そのとおりだった




「嘘…」


そう言いながら電話を切った
私は床に座り込んだ


「嘘…いやあ!!」