「やっ」




そして
拓也は起き上がった
彩は胸の鼓動が激しくなっているのを感じた
拓也は舌をペロっと出した



「あ~おいしかった」

「なんでこんなことしたの?」




手で胸を隠しながら言った。




「忘れさせてやるって言ったろ?」

「は?」




そんなんで忘れられるかと思った。





「何、言ってんのよ…。」



彩は今になって
妙に恥ずかしくなってきた
拓也は部屋から出た
すると
部屋の前に大介がいた
拓也はかなり驚いていた




「悪いね。ついさっき帰ってきたんだ。まさあ、妹とそーゆう仲だったなんて…」





「……そうゆうわけではないけど。彩が俺のこと求めていたから、ちょっとからかっただけだ」




無表情で言った。
大介はちょっと驚いた




「それって、彩さんがあなたのこと好いているってこと?」

「さあ…。どうだろ。」




笑っていた