家に帰ると、弟のランドセルが玄関に置かれていた。


「全く…片付けて行ってよね…。」


ランドセルを持って、私以外誰もいない家の中に上がる。



笑顔で鼻歌を歌いながら…。



弟の部屋にランドセルを置き、自分の部屋へ向かった。




顔は、いやらしいくらいニヤけている。



部屋に入ると直ぐ様、私服に着替えた。



そして携帯を開いてメール画面を映した。