タオルケットの山がさらに小さくなってもぞもぞ膝辺りが動いている。

当然、俺はその動きを見逃すはずはない。

ってか、狙ってたんだけど。

「で、俺のさっきの話聞いてて、やりたくなった?」

「え?」

「そのタオルケットの中は、もう火照ってえらい事になってんだろ?」

「そ、……そんな事……」