「レンさん、暑がり過ぎですぅ」

「俺、冬生まれだから」

「レプリカにも誕生日とかあるんですか?」

「無いけど」

「……」

物言いたげな目でジィーっと俺を見つめるミキ。

「何? 食いたいの?」