「あは、ばれちゃった(笑)。そうだよ。」

俺はそう言って、かけていたサングラスを外した。


女の子は、「ホンモノだ…」なんて言ってきて、それが、笑えた。
この子は、天然なんだろうか…


そんな女の子を、愛おしく思えて俺は、名前を聞いていた。


女の子は、テンパりながらも、名前を教えてくれた。


南城麻優ちゃん…