「阿東らんさんの本だよね?俺も、この作家さんの書く小説好きなんだ。」 そう言いながら、俺は女の子に本を手渡した。 俺は自然と目の前の女の子に喋りかけていた。 普段なら、絶対に喋らない。 だけど、今日は、恋のパワー?で、喋ってしまった。 俺の中で、この子を俺のモノにしたいって感情が湧いてきて、どう対処したらいいか分からなかった。 恋とは、不思議だ…