反吐がでる行為を終えるときまって中道先輩は寝てしまう。




最初はとまどったけど・・



これはこれでいいんだと思う。


じゃないと・・いつか本当にやられてしまう気がしていたんだ。


中道先輩を起こさないように彼の家を、後にして再び学校へ

教室へ戻る気にもなれなくて、裏庭へ向かうとそこに、ちょっとリーダーぽい淳子が制服を着崩した姿で一人しゃがみこんでいる。






「マキー!どこ行ってたの?」

「うんーちょっとね。淳子こそ・・裏庭で何してんの?」



「うん?サボリだよ。今から一服しようと思ってさ。
マキも吸う?」


「あーうん。もらう」





制服の内ポケットから、タバコとライターを取り出し、手馴れた手つきで火をつけてくれた。