『どうする…絢香?』



好江が言う

その言葉には少しながら戸惑いが混じっていた



『好江に任すよ。』



絢香が言った



『日を変えた方が良いよね?サイドボールはまずいよ…』



『だから任すって!』



絢香の口調がきつくなる



『…え…でも…?』



そのまま好江は黙り込んでしまった



無理はない、好江にとって今まで経験した事のない恐怖に対面しているのだから…



それは絢香も解っていた



しかし絢香はそれを解った上で判断を好江に任せたのだ




………