しかし好江の覚悟を鈍らす予想外の人物が家を尋ねてくる



ピンポーン



『誰…？』



好江はどこかの営業マンだと思い出なかった



しかし家のチャイムが鳴り止む事はなかった



永遠に鳴りつづけるチャイムに痺れを切らした好江は乱暴に玄関のドアを開けた



『しつけんだよ！』



玄関を開けた好江は言葉を失う


なぜなら、そこに立っていたのは学級委員長の新庄絢香だったのだ




………