『はぁ!?謝って済む問題じゃねえよ!出すもん出せや!』



男達は雫が下手に出たのをいいことに更に強気で出てきた


本来なら黙ってない雫だが今日だけは違った


ひたすら頭を下げつづける


絢香もそんな雫を見て気持ちを悟ったのか一緒に頭を下げた



『許してください。悪気はないんです』



『悪気とか知らねえし!つか金がないなら違う形でも良いよ。クックックッ』



男達はニヤニヤと笑いはじめた



その言葉の意味に雫は拳を握り絞める



『クソが…』




………