好江はパジャマにパーカーを羽織り走り廻った



だいたいの目星は着いていた



大きな産業道路が国道と交差する交差点



そこから電車が駅前まで続いている



そのどこかにいるはずだと好江は確信していた



目的地周辺まで約20分


好江は休む間もなく走り続けた



………