『それは…』



飛鳥は言葉を詰まらせた



『大丈夫だよ!』



風哉が言った



『なんで言い切れるの?』



美香が冷たく言う



『もう二度と…絢香さんには近づかないから!』



『ハァ?』



風哉の言葉に美香は耳を疑った



『俺は乱鬼龍の頭だ!問題は必ず起こる。今までも数多くの問題があった…でも俺は一度も背を向けた事はない。だからここまで来れたんだ!これから先も同じだ…問題に背を向けるつもりはない。』



………