『わかったよ。』



風哉は絢香の言葉で平常心に戻った



絢香は緊張の糸が切れたのか『はぁ〜』とその場に座り込んでしまった



『絢香さん大丈夫ですか?』



雫が言った



『あぁ…なんとかな…。さすがにやばかったよ!』



『も〜無茶し過ぎっすよ』



美鈴が少し怒ったように頬を膨らませた



『ごめんな…』



絢香は疲れきった表情でなんとか笑顔を作って見せた



次第に緊迫した空気が解れ落ち着いた頃だった



♪〜♪〜♪



倉庫に携帯の着信音が鳴り響いた



………