ドアをブチ破った風哉は単車を乗り捨て中に走った



『絢……香……』



目に飛び込んできた現実に風哉は言葉を失った



全裸に剥かれ数人がかりで押さえ付けられ今にも犯られる直前だった



『風…哉…く…ん…?』



意識が朦朧とする絢香が、かろうじて口を開いた



『なんだ…やっぱ繋がってたのか?』



男が言った



『き…貴様ら…』



風哉の表情が怒りに満ち溢れた



『こっえ〜怒ってるよ。お前ら女は後だやっちまえ!』



………