絢香は雫を肩に担いで倉庫の外に運んだ



メンバー達も手を取り合い足を進める



意識が朦朧とする中、雫が口を開いた



『話し…ついたんですか?』



『あぁ!勘違いだって言ったら解ってくれたよ。』



絢香が微笑む



『なんで…?』



雫が言った



『だから…勘違いだって言ったら…』



絢香の言葉を遮るように雫が怒鳴った



『違う!!なんで…嘘つくんだよ…なんでいつも一人で抱える…私達は何なんだよ…』




………