『さて帰りますか。』



オヤジ達は片付けを始めた



部屋には玲子のありとあらゆる体液が散っていて異様な匂いを発していた



『ところでこの娘はどうしたら良いのかな?』



『ほっとけば良いでしょ』



そう言ってオヤジ達は部屋を後にした



先程までの賑やかな空気が一変して静まり返る



その静けさが玲子を更に追い詰めた



今頃になってまた涙が溢れ出してくる




………