部屋に入ると香織が袋を取り出した 『なんですか…それ…?』 『………』 玲子の問いに答えは返って来ない そして香織が言った 『目を閉じて…』 怯える玲子は言われるがままに目を閉じた その数秒後… 背筋を凍らせる音が部屋に鳴り響く ガチャリッ それはヒヤッと冷たいまるで鉄のような感触だった… 玲子は慌てて目を開けた そして玲子は絶望のどん底に突き落とされた 両手首に手錠を賭けられたのだ ………