「要らないよ。」
「まぁそう言うなって。気持ちだ気持ち。」
賭けはあたしの負け。
学年6位とか。微妙な順位取っちゃった。
クラスでは1番だったけど、嬉しくなかった。
ううん、学年で1位でも、もしかしたら嬉しくなかったかも。
あたしがなりたかったのって、1番勉強できる生徒じゃなくて、1番先生に想われる生徒だもん。
あ、お母さんは思った以上に喜んでたな。親孝行した気分。
でもそこじゃなくてね。あたしの欲しい気持ちは。
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