彼は、真剣な眼差しで私にそう言った
けど、私はまだ上手く彼の言葉を信じ
られなかった。

だって、そうでしょ?

いきなり自分が猫だ、なんて言われて、
「はい、そうですか」って納得できる
わけないじゃん!


「信じてない、って顔してるね」


どうやら、私の心は彼に読まれていた
ようだ。