それから2日間、私は自分の部屋にこも
り、ひたすらノートとにらめっこして
いた。

床には、ぐしゃぐしゃと丸めた失敗作が
転がっている。


「か、書けない・・!」


誰もいない部屋で、私は頭をぐしゃ
ぐしゃと掻き乱しながら呟く。