最近の不況で
商店街が閉まる時間になると
どこからともなく
浮浪者がやって来る
商店街に段ボールを敷いて
暮らす人が増えてきた
「そこなら商店街の方が
寒くないんじゃない?」
アタシは
商店街の方に指を刺した
『いや...
夜中になると若者が煩くてね
それに腹減ってて
そんなに動けないし』
そういえば...
暖かくなったからか
夜中になると商店街は
若者の溜まり場になってる
「家ないの?」
そう声をかけると
『この不況でさ...
派遣切りにあってね
家賃払えなくなったの』
イケメンの浮浪者は
子供のように話した
「そうなんだ 大変だね」
話してると空から
ポツポツと雫が落ちてきた
アタシは持ってた傘を出して
イケメン浮浪者を傘に入れると
笑いながらアタシに言った
『俺 拾ってくれない?』
「アタシ1人暮らしだし...
一応女だしな...」
(でもこのままここに居て
死んじゃったら...
後味悪いな)
『俺 躾いいから 噛まないよ
猛犬じゃないから』
また笑いながら答えた
商店街が閉まる時間になると
どこからともなく
浮浪者がやって来る
商店街に段ボールを敷いて
暮らす人が増えてきた
「そこなら商店街の方が
寒くないんじゃない?」
アタシは
商店街の方に指を刺した
『いや...
夜中になると若者が煩くてね
それに腹減ってて
そんなに動けないし』
そういえば...
暖かくなったからか
夜中になると商店街は
若者の溜まり場になってる
「家ないの?」
そう声をかけると
『この不況でさ...
派遣切りにあってね
家賃払えなくなったの』
イケメンの浮浪者は
子供のように話した
「そうなんだ 大変だね」
話してると空から
ポツポツと雫が落ちてきた
アタシは持ってた傘を出して
イケメン浮浪者を傘に入れると
笑いながらアタシに言った
『俺 拾ってくれない?』
「アタシ1人暮らしだし...
一応女だしな...」
(でもこのままここに居て
死んじゃったら...
後味悪いな)
『俺 躾いいから 噛まないよ
猛犬じゃないから』
また笑いながら答えた