------望月さんへ------

薫さんと暮らしてる

松島 渚と言います。

以前から望月さんの

話は聞いています。

今週の土曜日に薫さんと

2人で会ってみたら

いかがですか?

薫さんが望月さんに少しでも

気持ちがあるのであれば

私は薫さんを諦めます。


ただし薫さんに望月さんへの

気持ちが無いのであれば

薫さんを誘うのは

やめて下さい

------END------

そして深呼吸してから

送信ボタンを押した

薫ちゃんは

アタシが送った内容を見て


『子供だと言われたのが

さすがに堪えたみたいだな』


「年の事は

アタシが一番分かってるよ!」


『でも俺・・・試してる?』


「試してるんじゃないよ

薫ちゃんを信じてるから

2人で話して欲しいと思ったの

ホントはすごく嫌だけど」


『分かった 俺は自分の

素直な気持ち言って来るよ』