「薫ちゃんからは何か

約束して欲しいことある?」


薫ちゃんは少し考えながら


『ん~特にはないかな
 
別に干渉されるのは

嫌じゃないし

あ~そうそう!
 
もし俺に

出来ることがあったら

遠慮なく

言って欲しいことかな』




「うん分かった!

何か困ったこととかあったら

相談に乗ってね」



薫ちゃんは返事をすると

置いたままになってた

食器洗いを始めながら


『あ~今のうちに

洗濯してもいいかな

俺...かなり臭かったよね』



「昨日家に入った時に

ちょい臭いかなって思ったよ

イケメンなのにな~って」



『そう? 

イケメンってほどでもないよ』


薫ちゃんは

自分の洗濯物を取り出すと

洗濯機へ運んだ


『何か洗い物あったら

次洗うから出して置いて!』


アタシは自分の部屋から

洗濯物を持ってくると

洗濯籠に入れた


『そういえばさ...

好きになったらどうする?』


「えっ?!」


アタシは驚いた