夕方になると
薫ちゃんが帰って来た
どこ行ってたの?と聞いてみたら
おじさんと
盛り上がって今住んでる
河川敷の近くまでおじさんと
行って来たと
薫ちゃんが話してくれた
2人で夕食を作ってると
桜子さんが来た
「昨日どうだった?」
そう聞かれて薫ちゃんは
昨日会いに行った
アタシの両親の
話を桜子さんに話してた
「渚ちゃん 良かったね」
桜子さんはにっこりして
まるで自分の事のように喜んで
少し寂しそうな顔をして
「あとは薫ちゃんの親に
報告行くだけだね」と言った
薫ちゃんは
『俺の親は
賛成してくれるよ』って
笑いながら言ってたけど
何だか寂しそうにも見えた
薫ちゃんの両親は
薫ちゃんが
20歳の成人式の日に
亡くなったんだよね
本当は大人になって
お祝いされる日
薫ちゃんには
悲しい思い出が蘇るのかな
何だか辛いな
1度でも良いから
薫ちゃんの両親に
会って見たかった
でも もうそれは
叶うことはないんだね
薫ちゃんが帰って来た
どこ行ってたの?と聞いてみたら
おじさんと
盛り上がって今住んでる
河川敷の近くまでおじさんと
行って来たと
薫ちゃんが話してくれた
2人で夕食を作ってると
桜子さんが来た
「昨日どうだった?」
そう聞かれて薫ちゃんは
昨日会いに行った
アタシの両親の
話を桜子さんに話してた
「渚ちゃん 良かったね」
桜子さんはにっこりして
まるで自分の事のように喜んで
少し寂しそうな顔をして
「あとは薫ちゃんの親に
報告行くだけだね」と言った
薫ちゃんは
『俺の親は
賛成してくれるよ』って
笑いながら言ってたけど
何だか寂しそうにも見えた
薫ちゃんの両親は
薫ちゃんが
20歳の成人式の日に
亡くなったんだよね
本当は大人になって
お祝いされる日
薫ちゃんには
悲しい思い出が蘇るのかな
何だか辛いな
1度でも良いから
薫ちゃんの両親に
会って見たかった
でも もうそれは
叶うことはないんだね