『僕も正直に話して

良かったと思います

それに

信じてもらえるかどうか

分かりませんが子供が

出来るような

行為はしてません

渚さんのコトは結婚を前提に

付き合って同棲してます

だから お父さんとの約束は

必ず守れます』


(けっ・・・結婚!!!)


アタシが驚いた顔をしてると

父さんと母さんは笑ってた


そして

「渚が思うより 薫くんは

きちんと考えてくれてるから

父さん安心したよ」


「渚のこと大事にしてくれて

本当にありがとうね

薫さん」


『僕と渚さんのこと

認めてくれて本当に

ありがとうございます』


「父さん 母さん

本当にありがとうね

薫ちゃんが

ホントのこと言った時は

もうダメだと思ったよ」



「渚! 薫くんの両親にも

きちんと挨拶に行くんだよ」


父さんに薫ちゃんは

両親のことを言ってなかった

だからアタシが言い出した


「父さん 母さん

薫ちゃんの

両親は事故で亡くなったの

だから

ココに挨拶に行ってから

お墓参りに

行こうって言ってくれた」